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ノーモア・ミナマタ第2次訴訟とは

ノーモア・ミナマタ第2次訴訟は、2009年の水俣病特措法が掲げた「あたう限りの救済」にもかかわらず、地域・年代の問題や申請期限の問題によって救済されなかった被害者らが、真の全面解決を求めて提訴した裁判です。

国や熊本県は、過去に規制権限を行使せず水俣病の被害を拡大させた法的責任があるにもかかわらず、現在も医学的根拠のない不当に厳しい基準(昭和52年判断条件)に固執し、被害者の選別と切り捨てを続けています。

公式確認から70年が経たとうとする今なお、多くの被害者が未救済のまま放置されている現実があります。被害者の高齢化が深刻化する中で、最後の一人まで尊厳を回復し、早期に補償を完遂することが求められています。

支援のお願い

水俣病は過去の歴史ではなく、今も続く不当な差別や偏見、そして行政による「被害の封じ込め」との闘いです。多くの被害者が、家族間での不和や地域社会からの孤立、そして「金目当て」という誹謗中傷を恐れ、誰にも言えない苦しみを抱えたまま長い年月を過ごしてきました。

行政が住民健康調査を拒み続けてきたことで、自らの体の不調の原因さえ知らされずに救済から取り残された人々が、「人間としての尊厳」を取り戻そうと決死の覚悟で立ち上がっています。

そうした被害者の切実な訴えを社会の大きな声に変え、真の全面解決を実現するためには、市民のみなさんお一人おひとりの温かい関心とご支援が不可欠です。公害の原点であるこの水俣病問題に、正義に基づいた最終解決を図るため、どうか力をお貸しください。

署名にご協力をお願いします!

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ご家族や知人への呼びかけにご活用ください。

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被害者の声

水俣病被害者の方々は、長年の身体的苦痛、日常生活での困難、社会的な差別やいじめ、そして行政の不合理な線引きに対する強い憤りなど、切実な声を上げています。
法廷で闘い続ける原告たちの、命の訴えをお聞きください。